Boschを見終わってから、いろいろドラマを漁っていますが、今のところ見たいものが見つかりません。不思議なもので、ある程度見続けると、急に見るものがなくなると寂しくなるというか、何か物足りなくてそわそわしています。ふと、withdrawal symptoms「禁断症状」という言葉を思い出しました。しばらく海外ドラマから離れてても平気だったんですが、習慣というものは恐ろしい……。
とりあえず、ドラマは保留にして、前から見たかった『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』を見ました。天才詐欺師とそれを追うFBI捜査官を描いたライトタッチな映画で、天才詐欺師をレオナルド・ディカプリオ、FBI捜査官をトム・ハンクスが演じています。
まず最初に見て思ったのが、ディカプリオが若い! いや、今から17年前の2002年の映画なので、みんな若いのは当然なのですが、タイタニックよりも5年も後に作られた映画なのに、16才の役柄がホントにそう見えます。
あと、この映画が実話を元にしていると知って驚きました。Wikipediaには、映画の原作となる自伝を書いた元詐欺師の写真が掲載されていまして、それを見るとなんというか温厚な顔つきで、絶対悪い人には見えません。誰もがすぐに信用してしまいそうな安心感みたいなオーラが出ています。ディカプリオの演技もそんな感じでした。自伝的作品ですから、本人に合わせたのでしょうね。
なお、Wikipediaには実際の彼がどうなったのかも書かれていますが、映画のネタバレになるので、ご覧になる方は注意してください。また、Wiki英語版には、日本語版には書かれていない情報(捜査官とのその後の関係など)も書いてあって、面白かったです。