またまたクロスワードの話です。
2月13日掲載のクロスワードを解いていると、なぜか
Rose parts
というカギが何度も出てきているのに気が付きました。数えてみると、全部で5つ。おまけに
Rose color
というカギまで。1つのクロスワードで同じカギがこれほど出てくるのはこれまでなかったので、なんでやと思っていたら、気が付きました。バレンタインだったからですね。
Flower partsではなく、Rose partsと書かれていることから、バラ特有の部位だと思ったのですが、トゲ(thorns)しか思いつかない……と思って解いてみると、花びら(petals)やら、雄しべ(stamens)やら、普通の花にもある部位でした。カギをroseに揃えたかったのでしょう。
ちなみに、このバレンタインデー。日本ではチョコレートを送るのがメインですが、欧米ではカードや、花、その他の贈り物もよく送るようです。あと、女性からだけでなく男性からもですね。
wikipediaの英語版でValentine’s Dayを調べてみると、各国の習慣が掲載されてます。その中で日本の欄では、
『女性だけが男性にチョコレートを送る習慣は、おそらくチョコレート会社の重役による誤訳を起源としている』
と書かれていて、へえっと思いました。そうだったんですね~。
また、
『多くの女性は、バレンタインデーが休日である日曜日に重ならない限り、男性の同僚全員にチョコレートを贈らなければならないと感じている』
とも書かれていまして、これは、言われてみたらなるほどと思うのですが、改めて英文で書かれているものを見ると、なかなか興味深いというか、何か申し訳ない気持ちになりますね……。
加えて、義理チョコ、本命チョコ、友チョコのカテゴリーについても解説がなされており、これは日本独特だと思うので、他国から見ると珍しいのだと思います。
さらに面白かったのはコレ。
『人望のない同僚は安物の「超義理チョコ」しか受け取れない』
うわぁ(笑)。
いや、でも最近は「超義理」まであるんですね、知りませんでした。英文記事で日本の習慣を知るというのも、面白い経験であります。ちなみに、「超義理」の部分は”ultra-obligatory”と訳されていて、ちょっと笑いました。贈る側の嫌々感がにじみ出ていますよね。私も、スタッフや受講生の方からチョコレートをいただくことがあるのですが、「義理」の前に「超」がついていないことを祈るばかりであります、はは……。