先日、浪人生の女の子が医大に合格した話を書きましたが、今度は別の生徒が、医大の一次試験に合格してくれました。
彼は3浪で、数理がものすごくできるのに、どれだけやっても、予備校に行っても英語だけ伸びず、今年こそはなんとかしたいということで、去年の3月から週3回教えてきました。その甲斐あって得点も伸び、かつ安定して点数が取れるようになり、これまでのところ4つ発表があった中、すでに3つの大学に一次合格しています。
特に私立医大の英語って難しい問題を出すところが多くて、英検で言えば、1級レベルに思われるものもよく出題されます。長文だけでなく、1級の最初の語彙問題と見た目も難度も同じような問題を出すところもあって、「この単語知ってる高校生ってすげ~」って思っちゃいます。合格最低点が正答率で言うと50%~60%前後なので、1級の70%に比べるとマシと言えばマシなのですが、普通の高校3年生がよく受験するのが準2級~2級ということを考えると、相当な難度ですね。
医大は私立の一般入試でも2次試験(面接+小論文)があり、まだ予断を許さない状況でありますが、とにかく一つ山を超えたということで、彼も私もホッとしているところです。やはり3浪のプレッシャーは相当なものらしく、1校目の受験前には、毎日吐きそうとか言ってましたし、今年ダメなら、もう諦めるかもしれないとも言ってました。なので、彼のとても安堵した表情と嬉しそうな様子を見て、そして、英語のおかげで合格できたと言ってもらえて、私もとても報われた気持ちでした。
まだあといくつか受験と発表が残っておりますので、次に向けて共に頑張っていこうと思います。