祝医学部合格!

今年も残すところあと4日となりました。

毎年、時間が経つのが早く感じるのですが、今年は、コロナ禍のせいか今年一年の記憶が飛んでるというか、一年過ごした気がしないというか、気がついたら年末だったという感じです。来年の今頃は、ワクチンができて、収まっているといいですね。

さて、表題の通り、私が教えていた浪人生の女の子が無事に、とある大学の医学部の推薦入試に合格しました。3月から今月まで9ヶ月ほど、週に2日、一回2時間の個別オンライン授業をしていまして、入試では9割近く得点が取れたそうでホッとしています。

医大の受験はだいたい数学・理科2科目と英語で、合計4科目あります。英語だけできても合格できないのですが、彼女の場合は英語が一番得意ということで、得点を安定させつつ他の科目をカバーできるだけの高得点を目指すというのが目標でした。とりあえず、合格最低点が5~6割なので、9割近く取れたならノルマは達成したかなと思います。

医大を含め、理系の大学って数学と理科に目が行きがちですが、けっこう英語がキモになることがあるんですよね。他の科目よりも安定した得点源になりますし、それに、理系大学の受験者って基本的に数理が得意なわけで、差をつけられるほど高得点になりにくいです。しかも、1問目を間違えると関連した設問も間違えたりするので、コケると結構コケるというか。ですので、「英語のおかげで助かった」という生徒は多いです。

これまでも医大を目指す受験生や現役医大生を教える機会が結構あって、すでにお医者さんになった生徒もいます。数年前に心臓の手術を受けたときには、たまたま入院先に元生徒が研修医として勤めていたことがありました。別の科だったのですが、話を聞きつけた彼女が手術前に見舞いに来てくれました。小学校から高校生まで教えていたこともあり、とても懐かしかったのと、立派になっていて感動したのと、「すごく上手な先生で安心ですよ」って言ってくれて不安がなくなったのとで、感無量でありました。こういう経験をすると、この仕事やっててよかったなって思います。

ですので、今回合格した生徒にも、いつかどこかでお世話になるときはよろしくって言ってます。いや、もちろんお世話にならないくらい健康なのが一番なのですが(笑)

まだ受験シーズンは続きますので、引き続き頑張っていこうと思います。