ゲームアプリの言語(2)

前回の続きです。

iPadやiPhoneでゲームをする場合、だいたいどのアプリも初回起動時は自動でデバイスの設定言語に合わせるようです。なので、設定が日本語の場合、日本語表示がデフォルトとなります。これを英語表記にするにはゲーム内の設定画面にある言語設定から英語を選択する必要があります。

それ自体はさほどの手間でもありません。ただ、ゲームによっては起動直後から長めのチュートリアルが強制的に始まって、指示通りに操作しなければならないものがあるんですよね。その最中は設定画面に行けないので、延々と日本語表示の説明を読むことになります。

このあいだダウンロードした3DRPGは、起動と同時に声優の音声付きのカッコいいシネマティックな動画が数分にわたり表示されました・・・日本語で。

せめて英語音声+日本語字幕、なんなら日本語音声+英語字幕でも良かったのですが、日本語音声+日本語字幕だったので如何ともしがたく、もう「英語で観たい・・・けど英語にできない・・・」という状態でうずうずした気持ちで見てました。

さらにその後、強制的にチュートリアルが始まり、指示された操作以外できなくなり、結局、設定画面にたどり着いたのは、ゲーム開始からかなりの時間が経過したあとでした。いや、疲れました・・・。

とはいえ、言語設定があるゲームはまだマシで、ゲームの中には言語を選択できないものもあります。iPadのデフォルト言語で強制的にプレイさせるということですね。

私としては英語に触れることも目的の一つですので、言語設定ができないものは基本的には削除していました。ただ、それだとなかなか面白そうなものもスルーすることになります。

そこで先日、思い切ってiPadの言語を英語にしてみました。

これですべてのゲームが最初から英語で立ち上がるので、面倒な設定もいらずスッキリです。

先ほどのゲームも一旦削除して、そのあと4ギガバイトぐらいのデータをもう一回ダウンロードして起動したら、今度は無事に英語版で立ち上がりました。壮大な映画っぽい動画も見れて満足です。。

ただ、iOSの言語を英語にしたので、ゲームだけでなく、これまで使ってきたブラウザからwordやexcelのメニュー、そしてiPadの「設定」画面にいたるまで、すべてのアプリが英語表記になりました。iPadのロック画面やステータスバーの表記もみんな英語です。そりゃ、そうですよね。

でも最初は違和感がありましたが、目新しくて面白かったですし、使っているうちに慣れてきた・・・というよりも、そもそもアプリのメニュー画面程度なら単語を読むだけなので、移行はさほど面倒ではなかったです。

興味深いのがAppStoreです。だいたいのアプリが名称から説明まで英語になりましたが、日本語のままになっているのもありました。開発者側が英訳を用意しているかどうかってことなんでしょうか。

NintendoのマリオカートツアーもMario Kart Tourとなり、説明がすべて英語に。でも、バイオハザードとかファイナルファンタジーは日本語のままです。ゲーム内では英語表示できると思うので、不思議ですね。

それと、後から気が付きましたが、iOS側の設定画面でアプリごとに言語を設定できるようですね。試しにWordを日本語にしてみると、日本語表示に戻りました。ただアプリによっては日本語に設定しても戻らないものがあります。もしかすると、アプリ内で言語設定できるものはそちらが優先されてるのかもしれません。さっきのゲームもiOS上で日英切り替えてもゲーム内言語は変わりませんでした。なるほど。

とりあえず、英語表示にして今のところデメリットは感じないのでこのまま英語で行こうと思います。