5本指ソックス

初めて5本指ソックスというものを履いてみました。
指と指の間に布があるのは不思議な感触ですね。
血行が良くなるそうで、心なしか、普通の靴下よりつま先が冷えない気がします。
ところで、5本指ソックスを英語で何と言うのか分からなかったので、とりあえず
5-toe socks (toeは「足の指」)
と入力してググってみたら、そのまんまでした。gloves→mittensみたいに、特別な名前があるのかと思いましたが、そうではなかったようです。
英語版wikiでは、toe socksが見出しで、別名として
fingersocks
glove socks
5-toe socks
digital socks
を挙げています。toe socksが見出し語ということで、これが一番よく使われるのかもしれません。Amazon.comとAmazon.co.ukで商品名を検索すると、たしかに使用例は多かったです。なお、4つ目のdigital socksは「デジタルの靴下」ではありません、念のため。digitalはこの場合「指の、指のある」の意味です。名詞のdigitは元々「指」の意味で、数字を指で数えていたことから、「数字、桁」という意味でも使われるようになったというのをEtymology dictionary「語源辞典」で読んだ覚えがあります。これの形容詞形ですね。
あと、英語版wikiでは、toe socksのvariant「変形、別種」として、日本の足袋が紹介されています。思いつきもしませんでしたが、言われてみれば確かにその通り。親指と残りの指で別れているため、下駄や草履でも履けると書かれていて、なかなか深い説明がされていました。英語版で日本のことを学ぶというのも面白いです。