火曜日は国立大学前期試験の合格発表日でした。
これまで書いたのとは別の生徒が、国立大学の医学部に無事合格したという知らせをもらって喜んでいるところです。
彼は1浪中で、経済的な事情から私学ではなく国立の医学部を目指していまして、英語だけが弱点という状態でした。実はこの、「他の教科に問題がなく、英語さえちゃんと取れれば合格しそう」というのが、教える方からするとなかなかプレッシャーであります。英語が伸びないまま不合格になったら申し訳ないですしね。
しかも、レッスンの開始が1月の共通テストが終わってからと遅く、「もうちょっと早く来てくれれば……」という状況だったので、なんというか、私にとっても胃の痛い日々でありました。
とにかく詰めて来てもらわなければということで、1回2時間のレッスンを週に2~3回を受けてもらって、「これならいけるかも」と思ったのは、試験日直前。いや、ほんとにギリギリ……。ひとえに、この間の本人の努力と、ある程度、基礎がきちんとできていたことが大きかったと思います。
ちなみに、一般の大学でも私立と国公立大学の学費の差は大きいのですが、医学部ではそれが顕著になります。国立だと6年間で350~400万程度なのに比べて、私学だと2000万~4000万ぐらいでしょうか。ですので、国公立しか行けないという受験生も多いです。レベル的にはどちらも偏差値高いので、私学・国公立ともにひたすら努力あるのみですが、国立しか受験しないというのは、前期・後期と2校しか受験できないので本当に大変ですね。
とりあえず、これでようやく私にとっての受験シーズンも終わりました。今年度は、3人の受験生を受験まで教えて、全員が合格してくれたということで、一安心です。
TOEICのスコアアップや英検の合格もそうですが、こういった報告をもらえると冥利に尽きるというか、そのたびに、この仕事やっててよかったと思いますね。特に、教えるという仕事は、教える側だけでなく、教えられる側の努力がないと結果が出ませんから、頑張ってくれた生徒たちには感謝です。