ハンムラビ法典

ちょっとした隙間の時間に雑学とリーディングの練習を兼ねて英語版Wikipediaを読むのが好きです。

ある項目を調べて、その記事の面白そうな箇所だけを読みつつ、気になる語句や用語があればクリックして、リンク先の記事をまたつまんで読む、というのを繰り返してます。

昨日は

「そうだ、メソポタミア文明の記事を読もう」

と、なぜか急に思い立ちまして(笑)、さっそくMesopotamiaのページへ。

ふんふんと興味深く目を通していたら「目には目を、歯には歯を」で有名なハンムラビ法典の話が出てきました。興味が湧いて、そこからそのページへ。

ちなみに「ハンムラビ法典」は英語では、the Code of Hammurabiと言うようです。
codeは法律や規則の1セットを指します。penal codeで「刑法」ですね。
「ドレスコード」はそのままa dress codeです。

また「目には目を、歯には歯を」は、

an eye for an eye and a tooth for a tooth

ですので、そのままですね。

そして、一通り読んだあと、そのページの最後にあるExternal Links「外部リンク」のところに、いくつかハンムラビ法典の英訳のページへのリンクがありました。

この法典、名前は有名ですが、そういえば中身は読んだことないなと思って、リンク先を開いてみると、全282条からなる法典でした(ただし、途中でいくつか失われている条項があります)。

それぞれの条文は非常にシンプルで、そのほとんどが

「もしAがBしたら、CはDするものとする」

というifから始まる1つの文で終わっています。

「目には目を」と「歯には歯を」は別の条項で、それぞれ196条と200条に書かれています。

あと、法典を作ったハンムラビ王による前書きと後書きがあるのも興味深かったです。
紀元前1800年頃の人が書いたものを読むのはロマンがありますね。

興味のある方は、英語版wikiで、”Code of Hammurabi”を検索してみてください。

法典の英訳は訳者によって書き方が異なります。内容は似たようなものですが、読み比べるのも面白いです。